雨漏りの原因
雨漏りの原因には色々あるのですが、今回はよくあるケースのサッシの取り合いだった現場のご報告です。
ますは雨漏れ個所の確認です。
この場合ちょうどこの上が2階のサッシでしたので、まずそこを調査しました。
その写真がコチラ
これでわかった人は職人センス有りです。
答えとしましては
ビスの穴とその下部の塗装とサッシ手摺の隙間が空いているのはよろしくないです。
そこから防水層(おそらく当時はアスファルトフェルト)まで水が入り込み雨漏れの可能性があります。
またサッシと後付け手摺の隙間が何も処理されていないので、そこからも雨水の侵入の恐れのある納め方をしていました。
散水試験の結果すぐに先程の隙間から雨漏れが再現できたので、漏水箇所の特定完了です。
本来はサッシの納め方が良くないので(先ほどの後付けの手摺の納め方)
サッシ自体も古いので丸々取替をお勧めしましたが、今回はご予算の関係と今後のサッシ取替も含めたリフォームもご検討されるということで、急場しのぎでコーキング処理で施工致しました。
コーキング処理後外部からホースで散水し漏水チェックもしました。
梁に付いているシミは前回までの漏水時のシミです。
散水試験でも水漏れが起きず、止まっていましたので天井修復作業に入ります。
天井を張り替えるとやっぱりスッキリしますね!
今後は早めのサッシ取替をおすすめして今日の現場はおしまいです。
2019-10-24 | Posted in - 施工事例 -102