- 施工事例 -

玄関柱の基礎修繕

今回はたまにあるパターンの柱基礎の修繕の工事です。
玄関柱の根元の納まりが悪いと起こる柱根元の腐食の事例です。

柱が土間面にそのまま突き刺さっている状態の為、雨水が柱根元に侵入して腐食させています。それも外構ブロックと干渉している状態です。
なんでこの納まりでOK出たのか当時の仕事はよくわからないですね!?
この家は軽量鉄骨造だったので、この柱にはあまり荷重がかかっていない状態なので他の部分にクラック等の被害は出ていませんでした。

腐食している外側の鋼板を切断すると、元々の軽量鉄骨の柱が出てきました。


新たな基礎を作るためのコンクリートです。

型枠を組んで中にコンクリートを流し込みます。

後日型枠を外しまして、基礎表面のモルタル化粧と柱と基礎の間に雨水の侵入を防ぐためのコーキングを打ちます。

外側の化粧モルタル刷毛引きが乾燥すれば、既存外構ブロックとも色が同調していい感じの仕上がりになります。
柱が浮いているのは建物の状態としては良くないので、このような症状出ているようであれば早目の対処をお勧めいたします。
それではご安全に!!

2020-04-08 | Posted in - 施工事例 -102